みじんこわんだーらんど - 植物はなぜ動かないのか

植物はなぜ動かないのか

こんにちは!
いつものイトーヨーカドーに行ったらなぜかよく売れている本があり、興味があったので買って読んでみました。
ちくまプリマー新書の「植物はなぜ動かないのか」という本です。
稲垣栄洋さんという雑草生態学を専門としておられる先生が書いたそうな。

この本は副題として弱くて強い植物のはなしって書いてありまして、強さとは何なのかということをメインテーマに話が進んでいきました。
全体的な内容は新書なので難しくはなくて高校や中学の生物の知識があれば読める感じでした。
個人的に面白かったポイントを紹介していきたいと思います。

1、ハテナという名前の単細胞生物がいる
2000年に発見された生物で動物と植物の両方の生き方をしてて不思議なことから「Hatena arenicola」と命名された
こいつはおそらく植物が葉緑体と共生している進化の途中段階にある生き物と予想されている
本の本題とは深くは関係ないけど面白いと思ったところ!
2000年て結構最近なのでまだよくわかってないのだろうかとか思いながら、進化の途中段階っていうところが激アツやなって思いました(^o^)
また後で詳しくググりたい

2、単子葉類は双子葉類よりも新しい
これは全く逆だと思っていたのでめっちゃビックリした(°_°)
単子葉類の方が明らかにシンプルな構造なので双子葉類の祖先じゃないかぐらいに思っていたのですが双子葉類の方が古いらしく別の派生でもあるらしい
単子葉類はモクレンやクスノキからの派生らしいっていうのも知らなかった(°_°)
木から草に進化するにあたってスピード重視にした結果、ああなったらしい(笑

3、西洋タンポポと日本タンポポはニッチが違う
よくよく考えるとそうだなって思ったけど、西洋タンポポは都市に多くて、日本タンポポはいわゆる田舎に多い
日本タンポポは日本の四季を熟知しているので春に咲いて夏に枯れるが西洋タンポポは年中咲こうとする
なので別に西洋タンポポが日本タンポポを蝕んでいるのではなくて都市化が日本タンポポを蝕んでいるということらしい
競合に負けて日本タンポポが蝕まれているのかと思っていたのでなるほどって思った

とかとか、最初にも書いたけど中高の生物の知識があれば、もはやそれらの知識もいらないレベルで気楽に読めると思うので空き時間があればぜひ!
私が挙げた面白ポイントは個人的になので本題の強さとはには関係なさそうに見えますが内容はちゃんと一貫して強さとは何かということにフォーカスしていたと思います( ^ω^ )
イネ科の植物の進化戦略とか面白かった!
あとがきには若い人に読んで欲しいともありましたので若い方もぜひ(笑

今回は手軽に読める本ということでこの本を買ったのですが、気になる本としては「微生物が地球を作った」とか「量子力学で生命の謎を解く」とかが本屋で棚を眺めてて読みたいなーと思いました(^o^)
ただ「第3のチンパンジー」も読みたいし、読みかけの「人体600万年史」もあるしで困った(笑
ハードカバーのそういう専門書は面白い分、深いので考えながら読むと時間かかるし疲れしでなかなか気合いを入れて読む時間が取れないのが難しいところっすね(´・_・`)

それでは!

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コメント

No title

ハテナは、以前それの研究者さんがうちの所にきて講演してくださったので、すごい面白いと思っています。(継代培養がかなり難しく、いちいちサンプリング行くらしいですね・・・)

微生物が地球をつくったは、ど専門なので、「むしろ一般書読んで満足できるのか・・・?」と思って買えずにいます笑
量子生命のやつは読んでます(ちょっと積読気味・・・)おもしろいですよ。対極に思われる、物理と生物の融合は。

2016/04/25 (Mon) 09:41 | M.I.F #AE82lOaM | URL | 編集
Re: No title

いちいちサンプリングとはまた大変な生き物ですね(°_°)
ただ生活スタイルからして確かに大変な雰囲気はめっちゃしてますもんね…(´・_・`)

ど専門だとそうなっちゃいますよね!>_<
知っている話を長々とこねくり回されて終わったりしそうな本もありますからね…
量子力学の本、やはり生命も物理の法則で動いているのかとか思うので融合の部分をもっと考えてみたいです(^o^)

2016/04/26 (Tue) 00:19 | みじんこ #- | URL | 編集

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