みじんこわんだーらんど - 人体六〇〇万年史
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人体六〇〇万年史

こんばんは!
今日はカフェでのんびり読書をして超優雅な時間を過ごしたみじんこです。

っということで今日はせっかく「本」のカテゴリを作ってあるので本の紹介&感想をひたすら書きます。

今日、紹介する本は「人体六〇〇万年史」の上巻でございます。
下巻も読んでから紹介しろ!って思うかもしれないのですが上巻を読んだ時点で思ったこととか紹介しますー( ̄^ ̄)ゞ
下巻も読んだらトータルの感想をまた別で書きたいと思いまする。
なので下巻を読んで意見が変わったらそれはそれで面白いと思うヾ(o´∀`o)ノ

ちなみに私は「ヒトはなぜ病気になるのか。」ということを頭に思い浮かべながら読んでいるので感想などはそっちに偏りますのでご容赦を|ω・`)

序論にて筆者は文化的進化と生物的進化について触れている。
今の世の中はこの差が開いてしまったため人々の具合を悪くさせていると筆者は述べている。
つまり文化の進化すなわち環境の進化が早すぎて生物学的進化が追いつかなくなっているという状況だということである。
しかし、ここで疑問に思ったのは文化というのは人をより良くするために発展したはずなのになぜそれが病気を引き起こすのかということである。
そんなことを考えていたら筆者はそもそも人間は健康になるために進化したのではないと述べた。
この言葉にはとても驚いた。
前提が間違っているということである。
文化は自分たちがより平和に、快適に、有益になるように進化(発展)する。
しかし生物学的進化は違うということになる。
では何のために、誰のために生物学進化は起こるのか。
この問題を考えるために筆者は「適応」について話を進める。
ここで生じる疑問は、人間の身体は何に適応しているのかである。
個人的な考えとしては様々な部位がそれぞれ適応した結果であるから、人の体というのはいろいろな適応の寄せ集めではないかと思った。
数ページあとで筆者も同じようなことを述べていたので合っていたらしい。
人が適応の寄せ集めということは真の適応的なものにしぼって考える必要がある。
真に適応的なものというのは筆者によると個体の生存能力と繁殖能力を高めるものということらしい。
つまり例えば耳垢が湿っているか乾いているかは確かに適応の1つかもしれないけど今は関係ないから考えないよっていうことである。
さらに筆者が適応の定義を述べる。
「適応とは本質的にあなたが個体群のなかで他の個体より多くの子を持てるように働く特徴のこと」
人は環境に適応するように進化する。
適応というのは上記の意味である。
つまりそもそも人間は最初から健康で長生きで幸せに生きられることを目標としてはいなかった!!!

なんてこったいもいいとこですよね。
文化的進化は自分の幸せを願うものなら、生物学的進化は子孫の幸せを願うものなんですね。

しかし文化の進化は人間の環境を良くするために発展してきたのには間違いないのになぜ病気になるのか。
文化の進化によって増えてきた病気をミスマッチ病と呼ぶそうで(感染症はとりあえず除く)、ディスエボリューションとも呼べる。
このミスマッチ病については下巻で詳しく述べられるそうなので楽しみにしております。

上巻のメインは進化の流れだったのかな。
省略しましたが脳の容積の変化とか骨格の変化とかについても詳しく述べられてました。
あと昨日、少し触れたネアンデルタール人とホモサピエンスの交配の話も出てました。
っていうか昨日の記事でアウストラロピテクスとホモサピエンスの交配って書いちゃってました。
間違てしまって本当にもうしわけないです・・・・。

ざっくりとこんな感じだったのですがポイントは文化的進化と生物学的進化ですかね。
それぞれの目標が違うことは理解しました。
っというか文化的進化も究極的なきっと目標は同じで、
自分の生活が良くなる→子孫を作りやすくなるというプロセスを経ているのだろうなと思います。
ただすごく不思議なのは、現在問題にもなっております少子化ですよね。
なぜこれだけ文化的進化を遂げた現在、我々は「そうだ!子孫つくろう!」とならないのか。
種の繁栄が生物の宿命というか本能なら、なぜ少子化が進んでいるのか。
なぜ世の中が別に子供を作らなくてもいいよーという流れ(?)になっているのか。
風潮とは何なのか。時代の流れがなぜそうなるのか。
自分の生活が良くなる→子孫を作りやすくなるのプロセスに問題が起こってしまったのか。
本能と理性の問題か。
すごく疑問ですよね_(:□ 」∠)_
下巻でそこらへんに触れてもらえたらいいなと思いますが期待ですね!

っというのが上巻を読み終わった時点での感想です。
まだまだ語りたいですがもうすでにちょっと長くなっているので・・・(笑
適応に対する考え方が変わったのはすごく良い体験になりました。
面白いのでぜひ読んでみてください(^ω^ ≡ ^ω^)

それでは!
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コメント

No title

さすが生物系ということで、ワタクシと「面白い」って思ってる本が結構かぶっていますね笑
前記事の第3のチンパンジーもそうですし、これもまた。

最近のマイブームは、「細菌」と「文明の栄枯盛衰」です。
「文明や国家を滅ぼし、歴史に影響を与える強さでは戦争よりも感染症だ」みたいな記述をどこかで見かけて「たしかに!」って思って、そういう系の本をちょっとずつ読んでます(・ω・)微生物屋ですしね笑

2016/01/10 (Sun) 13:34 | M.I.F #AE82lOaM | URL | 編集
Re: No title

こういう分野だと多種多様な本がありますがやっぱり面白い本にみんな集約していくのでしょうかね(笑
下巻がまだ読めていないので早く読みたいでございまする(><)

おーまたそれは面白そうですね!
文化の発展とともに罹る感染症の種類が増えていったならばどこかで勝てない細菌に出会ってもおかしくない・・・とかとか妄想が膨らみますね(笑
今はヒトで手一杯ですがいつか微生物もちゃんと勉強したいー!

2016/01/11 (Mon) 19:21 | みじんこ #- | URL | 編集

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